ツール・ド・九州2003 イン 七山

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全日本ラリー選手権参戦レポート

2003年4月26日(土)~4月27日(日)
佐賀県東松浦郡七山村周辺約250km(オール舗装路面)
タイムスケジュール:第1セクション・・・・26日12時スタート SS4本
           第2セクション・・・・26日17時スタート SS6本
           第3セクション・・・・27日 9時スタート SS2本
                    → 合計SS12本(約50km)
天候:小雨のち晴れ
路面:セミウェット → ドライ

☆シーズンオフ~ラリー前日
今年の全日本ラリー選手権2輪駆動部門は 、以下のページにジャンプするとスケジュールが見れます。
2003全日本ラリー選手権参戦スケジュール
 このうち、第1戦、第3戦、第5戦、第7戦は4輪駆動部門との併催戦です。年間ポイントの計算は、2輪駆動単独開催ラリー全戦プラス併催戦1戦、合計で6戦のポイントが有効になります。
 また、第1戦、第2戦、第4戦、第6戦、第7戦はオールターマック(舗装路)、その他の4戦はオールグラベル(未舗装路=ダート路面)のラリーです。
 それぞれが自分のポイントゲットに有利なように、参加競技を選択します。
 私、今年の参戦は、全日本ラリー2駆部門初!フランス車:ルノーで出場しようと準備をしていました。昨年11月からフィアットウーノターボ2というイタリア車を中古格安で購入し、左ハンドルの練習。さらに左足でブレーキングし、クラッチを踏まずにアクセルで回転数だけを合わせてシフトチェンジしながらコーナーリングする・・・それなのに!
 4月中旬。『ルノー、間に合わなくなりました。今後いつ入ってくるか白紙状態です』という連絡。この半年の努力は何だったんだぁぁぁぁぁぁ???
 ナビに電話。『え~??なに、それ~!!』 いや、俺に怒るなよ。そもそも何で俺よりおまえ、怒ってるの?
 どうやらそのままの勢いで、旦那に電話をかけたらしいです。あまりの剣幕に、旦那は思わず、『わかった。最悪の場合、俺のインテで出て良いよ』と言ってしまったらしいです。すぐにナビから折り返し電話・・・『インテ使って良いってよ~』『じゃあ、それで出よう!』持ち主の思いをよそに、実に簡単に決まりました。
 インテグラを博多港まで貨物船で送り、4月24日金曜日、朝6時半発の飛行機でナビと2人で福岡入り。そのまま博多港に行ってインテグラを取って、昼に佐賀県七山村のスタート会場に着く予定でした。博多港に向かう途中、運送会社に電話すると、『船のエンジンの調子が悪くて、朝7時到着予定だったが、午後になりそうだ』とのこと。まじ???レッキ(前日のコース試走)に間に合わないじゃん!
 以前福岡にいたこともあって、福岡市内の友人にインプレッサ(GC8)のラリー車をレンタルして七山へ。本来、初めてのインプレッサをここで練習できたはずなのに・・・。各SS(スペシャルステージ)を行う林道を2回ずつ走行。ペースノートを記載していきます。  夕方、レッキ終了。そのまま福岡市内に帰り、インテグラをゲットして、夜の福岡の街へ・・・。\(~o~)/

☆ラリー当日スタート前
 25日土曜日、6時起床。ホテルを6時半に出発。スタート会場へ。いつもの顔、初めての顔、ベテラン、新人・・いろいろな顔が集まっています。『上原くん、今年は車なに?』『まだ決まってないんですよ~、仕方ないから今日はこれです。これ。』『ふ~ん?』といった会話をあちこちで交わし、刻々と時間が過ぎていきます。FF車での舗装ラリーは5年ぶり。もうFFの走らせ方とか忘れてます。なんとなく覚えているのは、刺さった時の事。そうそう、ハンドル切ってもフロントからアウトへアウトへ逃げていって、ガッシャン!だったっけ。そんな思い出が次第に緊張度を高めていきます。やっぱりFF車なんて乗るんじゃなかった?!後悔、後悔、緊張、緊張・・・。
 スタート10分前、全日本4駆部門の原口真選手がやってきました。『原口さん、俺FF5年ぶりっすよ~、運転できないかも・・』『なんや!お前なら何でも運転できるやろが~?ま、俺ならできるけどな?』むむっ!!こう言われるとドライバーというものは負けず嫌いで、今までビビッていたのが嘘のようにやる気になってきました。こんなおっさんに負けてたまるか!

☆第1セクション
 スタート。SS1に向かいます。今回のSSは毎年走っている林道ばかり。ただ、一部、昨年までより延長して使用する部分があります。
◇SS1(舗装約2km、やや広めのup&down)
 SS1は昨年のSS5と同じ道。いよいよインテグラで初めての全開走行です。15秒前、気持ちが高ぶります。10秒前、シフトを1速に入れ、サイドブレーキに手をかけます。5、4、3、2、1・・・アクセルをふかしながらクラッチを軽くミート。スタート!サイドブレーキを下ろし、1速全開。さすがホンダエンジン!きれいに8500回転まで吹け上がります。インテグラはファイナルギアがかなり低いので、主に2速&3速を多用します。しかし、このインテは足が良い!アルテッツァなら既にリアが出るようなコーナーリングでも、完璧にオン・ザ・レールで抜けていきます。素直過ぎるくらいな動きでゴールへ。他車のタイムは???前ゼッケンに0.4秒負け。ベストには3秒近く負けています。まあ、でも初めてのインテでこれくらいに付けたなら良いか・・・他人のマシンだし・・・。と自分を納得させてSS2へ。
◇SS2(舗装約3km、ギャラリーステージ、やや狭い下り)
 毎年ギャラリーステージとして使用する林道です。今回は、この林道を上りで4回、下りで2回使用します。ここでタイムを離されると厳しいなあ・・・。スタート後、すぐにギャラリーが鈴なり!おお!これぞ全日本!って感じで思わず右足に力が入ります。相変わらずインテはオン・ザ・レール。FRに慣れている私には多少気持ち悪い!もしかするとMR2よりもオン・ザ・レールかも??少しずつコーナリング速度を上げてみます。まだまだ素直。このマシン、かなり限界が高いです。途中約300mのストレートがあります。そこでインテは4速全開!130km/hくらいは出てます。その次のコーナー、3速で入ってみました・・・全然流れません。すげえ!ゴールしてみれば、前ゼッケンに1.8秒遅れ。しかも前ゼッケンの岡田選手は今回セリカのセッティングが当たり、超調子良い感じです。このSS2もベスト!ってことは、ベストに1.8秒?しかも昨年度チャンピオンの森選手には1秒勝ってます!お、いいじゃん!なかなか。少し気をよくしてSS3へ。
◇SS3(舗装約2km、やや広めのup&down;SS1の逆走)
 この道はアルテッツァの時から得意です。かなりコーナーリングスピードを高くとりながら走りました。上りから下りになって3つ目の左コーナー・・・あのイメージトレーニング(?)と同じ!ぎゃぎゃぎゃ~!というタイヤのスキール音とともに、いくらハンドルを切ってもインテはコーナーアウト側にズルズル出ていきます。まずい!!!こうなるとFF車はアクセルを緩めて待つしかできません。『神様!お願い!』その瞬間、インテの頭がインに向きました。側溝まであと50cmでした。ゴールしてみれば、前ゼッケンには0.1秒負け。ああ、あれが無かったら勝ってたのに!ところがここで最終ゼッケンの森選手が驚異のタイム!なんと2.9秒もちぎられました。まあ、他の選手のタイムにはそんなに遜色無いので・・・・。くそっ!
◇SS4(舗装約3km、ギャラリーステージ、やや狭い上り;SS2の逆走)
 第1セクションはこのSSで終了。何とかサービスに戻って、他車のタイムと比較したい。そう思いながらもインテの癖を掴もうとしてどんどんコーナリングスピードは上がっていきます。インテはなかなか癖を出しません。あくまでも素直なコーナーリングで抜けていきます。ふむ??人間でも癖の無い素直すぎる奴はつき合いにくいもの・・何か特徴があって、初めて人間くささがあるってもんです。インテよ!お前はどういう癖を持っているのだ???などとインテと駆け引きをしながらもどんどん行きます。ゴール!それでも前ゼッケンには2.8秒も負けました。でもでも、森選手には0.6秒しか負けてないぞ!
◇サービスにて
 どうやらBクラスのトップ争いは熾烈を極めているようです。ここまでの中間成績では・・・・
   森・藤綱 組 7分54秒7(昨年度全日本チャンピオン!貫禄の1位です)
   松尾・平原組 7分55秒0(地元の若手、昨年度九州チャンピオンです)
   岡田・枝光組 7分55秒1(昨年度全日本6位、今日は調子良さそう・・)
   榊・井手上組 7分56秒3(昨年のこのラリーのぶっちぎりWinnerです)
   飯泉・石田組 7分57秒0(昨年度全日本2位の舗装スペシャリスト)
   上原・飯田組 8分00秒0(借り物インテではこんなもんでしょう・・・)
   山本・伊藤組 8分00秒3(広島のインテの使い手)
   曽根・曽根組 8分01秒6(昨年度全日本4位、九州の舗装は速いです)
   田中・波川組 8分04秒7(本年度第1戦Winnerですが、今日はいまいち?)
どうやら、6位に付けているようです。しかも、まだまだこれから!の5.3秒差。失敗=脱落という戦い!苦手!そういうのって・・・。

☆第2セクション
 いよいよ勝負どころの第2セクション。ロングのSSが並んでいます。ここで浮上しなければ今日はだめです。
◇SS5(舗装約5km、ギャラリーステージ、やや狭い上り&下り;SS2のロング版)
 さっき走ったSS2と同じ林道ですが、今度はスタート地点がずっと手前になっています。スタート!今度こそインテの性能を限界まで引き出そうと、初めからフルスロットルで上がります。今度はなんとなく弱アンダー傾向・・。ここらが限界でしょうか?ギャラリーが鈴なりの辺りを抜けて下りに入りました。ブレーキングからハーフスロットル、ステアを切ると弱アンダー。アクセルを少しずつ開けていくと強力なLSDによってフロントが脱出方向に加速していきます。数カ所、やべ!と思う部分がありましたが、無事にゴール。今度はかなり良いタイムだろう!え~?それでも前ゼッケンの2.7秒落ち?そんなに離されたとは思えないけどな~???
◇SS6(舗装約7km、やや広めの道、前半ハイスピード&後半ツイスティ)
 ここがこのラリーの勝負所です。もう一度ここを使いますが、このSSで一気に上位進出を狙いました。スタート後、前半のハイスピードセクション・・・ほとんど3速&4速ですっ飛んでいきます。こ、こえぇぇぇぇ~!!直線なんか130kmは出てるんでは無いでしょうか?途中、クレストで下りになってから今度は突然ツイスティコース!2速&3速コースになりました。インテは弱アンダーを出しながら滑るように走っていきます。ほおおおお、これは良い車だわ!最近運動不足気味のドライバーが疲れ始めた頃ゴール!絶対、速い!という自身がありました・・・が!前車、岡田選手に0.9秒負け!やっぱり俺にはFFは向いてないのかな???やや落ち込み気味にSS7へ。
◇SS7(舗装5km、昨年のSS11と同じ林道、スタート地点が手前にきている)
 昨年雨の中、ハイドロプレーニングで怖い思いをした林道です。スタートしてしばらく広い林道を通り、途中から右に曲がって狭い林道(ほとんど1車線)に入ります。長い下り直線でまた4速に入りました。直線エンド・・フルブレーキ!・・・突然車体がガクンガクンとなります。おわ~???なんじゃこりゃ~???完全にオーバースピード、ブレーキングしながらのコーナーリングになりました。次の立ち上がりの遅いこと遅いこと!そうか!今のはABSだ!ABSってなんて迷惑な機構なんだ!と怒りながら走行を続けていたところ、とある右コーナー・・・突然フロントタイヤがグリップを失い、アウト側へ滑っていきます。側溝!ガチャン!左フロントを側溝に落としました。すぐに跳ね返りましたが、その後のコーナー毎に動きが変。直線でも車がヨレヨレと走っているようです。『ロワーアーム曲がったかも・・・』そう思いながらも全開走行は出来なくなりました。ゴール。案の定、前ゼッケンに5秒も遅れています。
◇SS8(SS4と同じでロング、SS5の逆走)
 SS7と8の間にガソリン給油の時間がありました。その間にフロントタイヤをはずして、タイロッドを調整してなんとか真っ直ぐ走れるようにしようとしました。でも充分な時間がとれず、SS8スタート。ああ、だめです。直線はヨレヨレ、コーナーは曲がらない・・・。結局、全開に出来ずゴール。すぐに次ゼッケンのマシンが入ってきました。もうこの状態では続けられないと判断。リタイヤ届けを出しました。 (ToT)

☆後述
 第2セクションのSS5、6は前ゼッケンの岡田選手、地元の若手松尾選手にこそ負けてましたが、3番時計。SS6終了時点では、
   松尾・平原組 16分46秒8
   岡田・枝光組 16分49秒6
   飯泉・石田組 16分56秒5
   榊・井手上組 16分56秒7
   上原・飯田組 16分58秒0
   山本・伊藤組 17分02秒5
   田中・波川組 17分10秒4
   曽根・曽根組 17分42秒8
   森・藤綱 組  リタイヤ
 5位に上がってました。しかも3位まで1秒5差!!!あのまま、行ければなあ・・・というのも後の祭り。こうして今年の第2戦(私にとっては初戦)は終わりました。残念!って言うか、次からマシンが無いよ~!!!

☆後後述
 会場でいろいろな人に、『マシン無いっすよ~!』と言っていたら、良い話が出てきました。今年は2000cc以上の排気量車で戦うCクラスの出場マシンが少ないのです。昨年は日産シルビア、トヨタセリカターボ、トヨタスターレットターボなどが争ったクラスですが、今年はセリカがいなくなりました。シルビアも減って、面白みが無くなったのでしょうか、参加台数が少ないのです。ところが、WRC(世界ラリー選手権)ドライバーの三好秀昌選手が新型Z!!!でフル参戦してきたのです!せっかく新型ZがWRCドライバーとともに参戦してきたのに、受けて立つのがスターレットターボだけでは情けないというか残念じゃないですか!そこで、今年、私はRX-7(FD3S)で出場する事にしました!さらにRX-7はダート路面が走行できないので、ダートラリーはスターレットターボ(EP82)で出場することとしました。今後の予定は・・・

開催日 タイトル 2駆/2&4併催 開催場所 走行距離 出場車
4/12-13 全日本ラリー2輪駆動部門第1戦 2駆&4駆併催 大分 200 ×
4/26-27 全日本ラリー2輪駆動部門第2戦 2駆単独 佐賀 250 インテグラ
5/24-25 全日本ラリー2輪駆動部門第3戦 2駆&4駆併催 宮崎 300 ×
6/7-8 全日本ラリー2輪駆動部門第4戦 2駆単独 愛媛 250 RX-7
7/4-6 全日本ラリー2輪駆動部門第5戦 2駆&4駆併催 北海道 400 EP82
8/30-31 全日本ラリー2輪駆動部門第6戦 2駆単独 栃木 200 RX-7
9/26-28 全日本ラリー2輪駆動部門第7戦 2駆&4駆併催 群馬 300 RX-7
10/11-12 全日本ラリー2輪駆動部門第8戦 2駆単独 北海道 250 EP82
11/1-2 全日本ラリー2輪駆動部門第9戦 2駆単独 大分 200 EP82

です。FD!期待しててね!!

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