第42回ソネットラリー

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全日本ラリー選手権参戦レポート

2003全日本ラリー選手権2輪駆動部門参戦レポート

2003全日本ラリー選手権2輪駆動部門ドライバー参戦レポート 第42回ソネットラリー

2003年8月30日(土)~8月31日(日)
栃木県茂木町~矢板市~塩原町周辺約250km(SS:オール舗装路面)
タイムスケジュール:第1ステージ・・30日17時01分スタート SS5本
            第2ステージ・・30日23時31分スタート SS2本
                    → 合計SS7本(約40km)
天候:曇り・雨
路面:第1ステージ:ドライ、第2ステージ:ウェット

報告
 昨年11月に最終戦を走り終えてから、自分のマシンでラリーに出場することが無くなりました。予定では4月にルノー:フランス車で今シーズンを戦うはずでしたが、諸藩の事情によって手に入らなくなり、5月から作り始めたFD(RX-7)がようやくラリー車として完成したばかり。今回は久しぶりの自分のマシンでのラリー出場です。このラリーは昨年、アルテッツァで出場した最後のラリー・・・後半追い上げて4位だった良い印象のラリーです。
 RX7は最近でこそジムカーナなどに使用されていますが、まだ全日本ラリーでは異色の存在です(どうして俺のマシンってそんなのばっかり??)。マシンが完成したのは8月28日木曜日の夜・・1度も練習なし。完成したと言ってもエンジンはレッドゾーンまで吹け上がらず(原因不明)、ターボのブーストはノーマル状態の0.4までしか上がらない・・・『ノーマルのFCの方がはるかに速いですね!』って言われてしまうくらい遅い!まあ、出場できるだけ幸せか。って感じで出発しました。
 8月30日、今にも泣き出しそうな空の下、47台のラリーマシンが栃木県茂木町に集合しました。スタート前に話題になったのは天気。今日はいつから降るのか?どのくらい降ったらレイン用タイヤの方が良いのか?今日走る道はウェットになるとどうなのか・・・?などなど、できるだけ地元選手を捕まえて情報を収集します。あらゆる情報を集めた結果、前半は降ってもパラパラ程度でドライ用タイヤで行けるだろう・・・後半の山は標高が高いので雲が引っかかるので雨、しかも霧もあるかも・・という話になりました。RX7はFRですから、ウェットはちょっと苦手。ドライ路面で勝負したいところです。
 17時01分Aクラスの1号車から順に1分間隔でスタート。今回、我々はCクラスゼッケン43です。Cクラスは車両の値段が高価なことやパワーを出さなければ勝負にならない割りに取り回しが難しく、Bクラスの方がタイム的に速いので人気がいまいち・・今回もわずか6台しかエントリーがありませんでした。しかし、そこは全日本・・各地区では敵なし!みたいな強者ばかりです。我々の次ゼッケン44は新型Z。その他の4台はすべてEP82スターレットターボです。17時43分、我々も曇天の中、スタートしました。

第1ステージ
 今年のソネットラリーは例年のようなサーキットステージが無く、すべて林道SSで勝負!全日本ラリーらしい設定になっています。スタートして約10km走ったところで早速SSです。

SS1(約7km 舗装 up&down)
 道幅が1.5車線程度の比較的狭い林道で、直線部分があまり長くないため、RX7はちょっときついかな?って感じの林道です。ここはスターレットターボが速いでしょう・・。
 初めて出場するマシンで狭い林道、しかもツイスティなコース・・・初めのうちは緊張、不慣れ、パワー不足で思うように進みません。やはりターボブーストが0.4では上りの加速はかなり厳しい・・コーナーの立ち上がりもドライバーの感覚からはワンテンポ遅れる感じです。途中、オーバースピード気味に入ったタイトコーナー・・・当然強めのブレーキ、やや強めにステアリングを切った・・・その瞬間、セブンはくるっと頭をインに向け、アクセルオンでリアをスムーズに振り出しました。『おっ?いいじゃん!これこれ!FRはこれよ!』それまで心の中で溜まっていたモヤモヤが晴れた瞬間でした。その後もタイトコーナーほどいい感じ、長い直線は遅~い!が続きながらもゴール。7分37秒。ちなみにBクラスのベストは7分07秒だそうです!ゲゲッ!30秒も負けてる!ショ~ック・・・
 結局このSSでは新型Zが8分23秒でCクラスベストタイム、スターレット勢は20秒台後半から30秒そこそこで走っています。ゼッケン42のスターレットがターボブローでリタイヤした以外では最下位タイムでした・・・・。

SS2(約2.5km 舗装 up&down)
 SS1よりもさらに狭い感じの道幅、ほとんど直線のない林道です。やはりブーストが低い→スピードに乗らない→リアを振り出しにくい→ギクシャク&ギクシャク→お、遅い!という悪循環は断ち切れず、2分36秒。後ろのZは25秒で上がってきました!おえ?っ!1km当たり4秒もちぎられてるじゃないか!スーパーショ~ック!!ここでもCクラス最下位でした・・・

SS3(約7km 舗装 up&down:SS1と同じ)
 そういえば後ろのZのドライバー、三好選手は一昔、英国ラリー選手権に出場して、その切れた走りから、本場の観客達から『マッドドッグ三好』と呼ばれていた人です。私、上原は常日頃から思っています。マシンの性能で負ける分には金と時間で解決できる。でも走りの切れ方で負けたらあかん!・・と。向こうがマッドドッグならこっちはクレイジーに行くんだい!約9ヶ月ぶりに頭のねじが緩み始めました(笑)。でもやっぱり加速はいまいちだったけどね・・・。ゴールすれば7分26秒。さっきのZの3秒落ちタイム。なかなか良いんでないかい?と思いきや、Zは17秒で上がってきました・・・くっそ~! しかし、このSSでは他のスターレット勢には勝ちました!2番タイム!ちょっと嬉しい p(^o^)q

SS4(約2.5km 舗装 up&down:SS2と同じ)
 この林道はやっぱりリズムに乗れない・・・あいかわらず、ギクシャク&ギクシャク→お、遅い!パターン。でもさっきよりはドライバーの精神状態は切れてる・・・(私、アホですか??)。3分30秒。Zは・・・?3分23秒・・・むむ?、不満じゃ!

SS5(約7km 舗装 up&down:SS1・3の逆走)
 このSSまでに、すでにZは独走態勢を築きつつあります。我々とは40秒以上の差・・。2位はゼッケン45の長谷川選手。ん?我々とは18秒差?思ったほど差がない。3位はグリグリ本命のベテラン大庭選手。我々とはわずか11秒差です。第2ステージには、昨年アルテッツァがドリドリで速かった7kmの林道で2本残っています。『充分逆転可能!』狙いは2位ゲ~ット!に絞りました。その目標のためには、ここで差を付けられては仕方ありません。気合いを入れ直してスタート!初めは若干硬かった走りも下りになるとスピードも乗ってリアの振り出しも快調です。ナビが『怖かった?』と漏らすほどの走り・・・自分でも『今度は速いぞ!』と思いながらの走行です。でもまだまだ乗り慣れていないのもあってうまく行かない部分も多少ありました。ゴールしてみれば、7分25秒。次ゼッケンのZは16秒で上がってきました。くそ!長谷川選手と同秒の2番タイムでした。

 ここで第1ステージ終了です。サービスに戻り、他のクルーの成績を聞いて回ります。この時点での成績は、
  1. 三好・市野組  減点1604
  2. 長谷川・鈴木組   1636
  3. 大庭・高橋組    1649
  4. 上原・飯田組    1654
  5. 吉井・鍋倉組    1662
 よしよし、まだまだ2位の可能性は消えていないぞ!それにしても久しぶりのラリー、初めてのマシンにはマイナーなトラブルが続出でした!ナビコンピューターのトリップメーターは動かなくなるわ、マッドフラップ落ちるわ、ターボのインタークーラー入口部のパイプははずれてブースト上がらなくなるわ・・・・この先どうなることやら・・?
 第2ステージのSSは雨と予想してタイヤを変更。リアが出やすいようにリアの空気圧を高めにしました。

第2ステージ

 第1ステージが茂木町(茨城県との県境)周辺の山を中心に走ったのに対し、第2ステージは県中央の矢板市郊外の山が舞台になります。そのため、サービスを出たマシンは栃木県をほぼ横断して矢板に向かうのですが、このつなぎが長かった割には、SSは2本しかないのです。なんかくたびれ損・・って感じもありましたが・・・。

SS6(約7.5km 舗装 上り)
 矢板市街までは曇天で雨は一滴も降ってませんでしたが、案の定、SSの林道入口に到着する直前から雨が降り出しました。SSスタート地点では完全に雨。嫌だなあ・・・と思いながらも、この林道は昨年も走ったし、速かったという自信がありました。スタート。ウェット路面でも新しいタイヤは良好にグリップします。第1ステージの林道とは違い、比較的スピードの乗る林道。それだけにウェット路面でのブレーキングには神経を使います。早めにブレーキング、ステアを切ってアクセルオン・・・やっぱりワンテンポ加速が遅れて、ドライバーの意図した地点より遅れ気味にリアが出てしまいます。しかも後ろタイヤの空気圧が高いために横には良く滑ります。『もっとパワーを!』ドライバーの心の叫びです。終盤のハイスピードコース部分も3速に入れるのがやっと・・・。確か去年はアルテッツァは4速まで入ったよな・・・。タイムは8分13秒。Zは???7分53秒??なんでそんなに離されるのかな??なんと、その後に入ってくるスターレットターボは軒並み7分40秒~50秒台で来るじゃないですか!思い切り落ち込みました。逆転2位どころじゃなくて、どんどん離されてるじゃないかあ・・・・・。

SS7(約7.5km 舗装 上り:SS6と同じ)
 雨は一向に止む気配がありません。でもさっきより小雨かな?途中にギャラリーが鈴なりで観戦してくれてる場所があったなあ・・・あそこだけでもきれいに回りたいなあ。そんなことを考えながらスタート。やっぱりパワーが足りない気がする。ターボがかかってるのか、かかってないのか・・・回転が上がっても7000回転前で頭打ち・・・ん~、帰ったらブーストアップしよう!ギャラリーの前もトコトコ走って格好良くない!!イライラしながらゴール。8分01秒。結局8分は切れなかった・・・。後ろのZは7分41秒。スターレット勢も40秒付近で走りきった。くそお・・上りじゃ勝負にならん!ぜ~ったい次はパワー出して勝つぞ!

 結果
  5位 / Cクラス:6台出走

 次は9月26日(金)~28日(日)に群馬県(利根郡群馬サイクルスポーツランド、スタート&ギャラリー)で行われます。それまでに課題を少しでも克服できるようにマシンを仕上げます。近隣の皆さん、応援よろしく!

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