イースト九州2003

お問い合わせ
電話する

メニュー

全日本ラリー選手権参戦レポート

2003年全日本ラリー選手権(2輪駆動部門)第9戦 イースト九州2003
2003年11月1日(土)~11月2日(日)
大分県大野郡野津町周辺約200km(SSなし、ハイアベ区間:オーグラベル路面)
タイムスケジュール:第1セクション・・・・1日12時31分スタート ハイアべ3本
          第2セクション・・・・1日16時31分スタート ハイアべ3本
          第3セクション・・・・1日20時31分スタート ハイアべ2本
                    → 合計ハイアべ8本(約40km)
天候:晴れ
路面:ドライ

報告
 前回の北海道の優勝の余韻をそのままに、2連勝を目指して大分にやってきました。スタート&ゴールとなる野津町は吉四六(キッチョム)さんの里として町おこしをしている所です。毎年ここのラリーは、①道が荒れている、②SSが無い、③ハイアベと言っても、オンタイムできる所がある、などなど人気の低いイベントですが、最終戦と言うこともあって、行かざるを得ない・・・というのがエントラントの本音でしょう。我々は今回優勝してもしなくてもシリーズ5位は動きません。別に出なくても良かったんですが、思い通りにならなかった2003年シリーズを2連勝で閉めたいという思いで出場しました。
 Cクラスは出走わずか5台・・・。少ないね~。やっぱり13台出走しているBクラスや9台出走しているAクラスの方が活気があって良いなあ・・。

第1セクション
1~2cp(Ave.45km/h グラベル路面 上り)

 スタートからラリー区間が始まります。こんなラリーすっげえ久しぶり!って言うか、去年の大分以来です。全日本戦なのに、速さ勝負じゃなくて正確さ勝負になってしまいます。『おいおい、いい加減にこういうラリーはやめようよ~』いろいろな所で同じせりふを聞きますが・・・。1cp(チェックポイント)から2cpまでが本日最初のハイアベ区間。アベレージ45km/h。去年のデータでは、これくらいならオンタイムする可能性があります。チェックイン!『オッケー!』ナビがオフィシャルからチェックカードを受け取って叫びます。あれ?なかなか前に進まない・・回転落ちたし・・・失敗した!チェック車の横に付けて、チェックカードをもらうのを待つ。いきなり『行け!』と言われても、ターボ車はタイムラグがあるからなかなか回転が上がらないのです。SSスタートの場合はカウントダウンしてくるから、回転を合わせられるんだけど・・・・。まあ、ともかく走り出しました。汚い道です!去年より道は荒れていて、ステアリングも右に左に取られます。あんまり前に出ている気がしないなあ・・・。『ターゲットタイム過ぎた~!踏んで~!』突然ナビが叫びます。え?だってゴールどこだよ?焦りながらコーナーリングを続けると、出てきましたチェックライン!あ~あ、10秒も遅かったよ。

3~4cp(Ave.50km/h グラベル路面 上り)
 3cpから4cpもハイアベ区間です。ここは去年ギャラリーが入っていた林道で、比較的速いアベレージでもオンタイムできます。またまたチェック車の横からのスタートに失敗しました。加速しねえ!どうも今日の道はリズムに乗れない・・・。それでも走ってるうちに次第にリズムが出てきます。よしよし・・・。『もうすぐチェック出てくるよ~!』おっ!出た!『チェック出たぞ!』『落として!!!!』『おいおい!』フルブレーキング!砂埃を立ててスターレットはチェックラインの手前で止まりました。あ・・・エンジンも止まった。『何秒ある?』『あと13秒』そ、そんなにあるの?『4・3・2・1・・』チェックイン!こんな時にも出足が悪く、1秒減点を食らいました。

5~6cp(Ave.58km/h グラベル路面 上り)
 昨年はこの林道だけは良好ダートでした。5cpチェックイン!そしてスタート!う~ん、出足で回転が落ちてターボがかからないなあ・・・。でもこの林道はリズムに乗れる林道です。調子に乗ってきたぞ~!約6kmのハイアベのうち、4km地点まではオンタイムできていました。あるコーナーで右のイン側側溝にタイヤが脱輪!『こんなところで終わるか!』左いっぱいにステアリングを切りながらアクセルを踏みます。ドカッ!という音とともにスターレットは溝からタイヤを出し、頭を左に向けます。うわっ!目の前にガードレール!ガシャン!行っ~?・・・。『まだ行ける!がんばれ!』おお!いつでも元気なナビじゃのう・・・。バックギアに入れ、再走行開始。せっかくオンタイムだったのに~!!ギャラリー前を通ってチェックイン。げげ~、30秒も遅れた!こりゃ今日はだめかな?

第1セクション終了時点での成績
 1位 上原・飯田 減点43点
 2位 吉井・鍋倉   58点
 3位 長谷川・鈴木  67点

 なんと、フェアレディZの三好選手と地元の佐藤選手の2台がすでにリタイヤ!しかも、あれでもトップ!嬉しい反面、つまんないなあ・・・。
 ここでトラブル発覚!エンジンルーム内、エンジン後方にオイルがベッタリ付いています。しかもまだ下から垂れてくる・・。オイル量をチェックすると、ゲージの一番下にかろうじて残っているくらいです。しかもオイルがオルタネーターベルトにかかって、ベルトがキュウルキュル鳴きます。とりあえず、ハイアベ毎にオイルを継ぎ足し、サービス隊に新品のベルトを購入してきてもらうことになりました。

第2セクション
第1セクションと全く同じ設定。
7~8cp(Ave.50km/h グラベル路面 上り:1~2cpと同じ)

 相変わらずスタートがうまく行かない。路面が汚い。前に出ない・・・。ああ、こういう前に前に出す運転をしなきゃいけない林道は苦手!隣でナビは元気にペースノートを読んでいるけど・・・今日は絶対的なスピードが遅すぎてリズムに乗れない。特にこの林道は苦手だ~・・・などと愚痴を考えていたらチェック。54秒も負けています。アベレージラリーではチェックインして、他のクルーのタイムを聞いても参考にならない(前チェックのインの時間がわからないから・・)ので自分の速さが速いのか遅いのかさえもわからないのです。ただ、ただ、○○秒負けだけがわかるので、ドライバーとしては次第に落ち込んできます。SSラリーにしてくれ~!
 オイル量をチェックすると、すでにほとんど残って無い!途中のGSに寄ってオイル4リットル購入し、2リットルを継ぎ足しました。最後まで持ってくれ~!

9~10cp(Ave.58km/h グラベル路面 上り:3~4cpと同じ)
 ようやくチェック車からのスタートがうまくいきました。最初からターボがかかってスタート。やっぱりこうでなくちゃ!この林道はなかなか調子よく走れます。『行け行け~!』元気なナビじゃ・・・。チェックイン。ここは11秒遅れでした。
 オイルは・・またまた残量少ない。残りの2リットルを継ぎ足しました。あと1本走ればサービスだ。

11cp~12cp(Ave.58km/h グラベル路面 上り:5~6cpと同じ)
 オルターネーターベルトもずっとキュルキュルと鳴きっぱなし・・・『最後まで持てよ~』さっきと同じように前半は数秒勝った状態で進みます。とある左コーナーで強めのブレーキング。おげ~!突然スターレットは左に向いてハーフスピン。ガシャン!またガードレールにぶつかりました。バックギアに入れて再走行。道が狭かったので再走行までに約20~30秒ほどかかりました。4km地点あたりで突然エンジンが回るようになりました。『あ!なんか起きた!』すぐ感じました。『もう少し!がんばれ!』ギャラリー前を通過する頃には、メーターのワーニングランプが赤々と点いているのがわかります。なんとかチェックイン。チェック車の横でエンジンは停止しました。フロントボンネットからはモウモウと水蒸気が吹き上がっています。『おい、どうした?大丈夫か?』オフィシャルが騒いでいます。やばい、こんなところで止められたら再スタートできない。あとはサービスに帰るだけなのに・・。幸い、下り坂だったので、転がしてクラッチをつなぎ、エンジン再始動。このままサービスまで持ってくれ~!!山を下ったところでエンジンはジ・エンド。スターレットは前に進まなくなりました。後続の吉井選手にサービスまで引っ張って帰ってもらいました。

第2セクション終了時点の成績
 1位 吉井・鍋倉  減点 147点
 2位 上原・飯田     168点
 3位 長谷川・鈴木    178点

 この時点でナビが真剣にオフィシャルに何か言っています。『引っ張ってきてもらった部分は競技区間じゃないの。第2セクションの競技区間が終了した後で第3者に手伝ってもらったから失格規定には当てはまらない可能性があるよ』 おお、さすがにあきらめが悪い!そうだ!年間に数百万円かけて追いかけている全日本選手がそう簡単にあきらめてなるものか!しかし、審査委員会の裁定は厳しく、全区間を競技区間とすると裁定が下りました。この瞬間最終戦のリタイヤが決まりました。
 やっぱり2003年はろくな年じゃなかった~!!

年の計画
 Cクラスは参加台数が少なく、私の得意なグラベルイベントである宮崎や北海道が成立しないので、来年はBクラスに移行を考えています。マシンは??一番スタンダードなのは1800DOHCのインテグラ、1800セリカ、1600DOHCマシンたちですが、規定は2000ccまで。もったいない!なにか2000ccのマシンは無いか???と思ったのが2年前。で選んだのがアルテッツァでした。でも規定が変わって車重の軽量化ができなくなりました。さてさて・・・。計画ではホンダの2000DOHCを考えているのですが・・・シビック?インテグラ?どっちも高いんだよな~!でも全日本の常連はまだ誰も乗って来ないし・・・乗ると目立つよね。計画の進行具合は逐一ご報告します。ご期待を!

スペシャルコンテンツ
主催講演会
福島ホープス
福島ファイヤーボンズ
本゜骨“ポンコツ”応援団
ナプロアース杯東北リトルリーグ野球大会
ボクシング
映画「アライブフーン」
試乗記
コラム
福島ユナイテッドFC
スーパー耐久
全日本ラリー選手権参戦レポート
SODIワールドカップ&DUNLOP NEXTCUP