イースト九州2004

お問い合わせ
電話する

メニュー

全日本ラリー選手権参戦レポート

2004 全日本ラリー選手権2輪駆動部門参戦レポート

2004 全日本ラリー選手権 ドライバー参戦レポート 最終戦 イースト九州2004

2004年全日本ラリー選手権(2輪駆動部門)最終戦 イースト九州2004
2004年11月6日(土)~7日(日)
大分県三重郡野津町周辺 約200km(ハイアベ区間:オールダート路面)

タイムスケジュール:第1セクション・・・・12時00分スタート ハイアベ2本
             第2セクション・・・・16時30分スタート ハイアベ2本
             第3セクション・・・・20時00分スタート ハイアベ2本
                    → 合計ハイアベ6本(約20km)
天候:晴れ
路面:ドライ

報告

あっという間に2004年シーズンは最終戦を迎えました。今年もいろいろな出来事、いろいろな思い出がありました。なんと言っても、私の記憶に一番残っているのは、北海道でのクラッシュ&胸の痛み・・そして400円のカニのうまかったこと!
 ここまでシリーズ3位の榊選手は、ファミリーカーであるDC8(インテグラタイプR4ドア)にロールバーを付けたマシンなので、さすがに今回のダートイベントには出場しないだろうし・・・。ということは、最終戦に出場して優勝すれば!逆転シリーズ3位!!来年はシードドライバー! そんな皮算用の頭の回転は早く、前回RTCラリーでリタイヤの直後、胸を痛がりながら北九州の刀根選手に早速電話。『あ、刀根君?もう今シーズンは終了したの?』『はい!おかげさまで優勝しました』『優勝・・って、九州チャンピオン取ったの?』『はい!』『ふう~ん。おめでとう!いやあ、今北海道に来てるんだけどさ~、リタイヤしちゃったよ』『え?どうしたんですか?』『立ち木の白バカの木に120km/Hでぶつかって壊しちゃった』『またですか?』『うん、それでね、最終戦の大分・・シビック貸してくれないかな?』『・・・い、良いですよ』『ありがとう!大分の前夜は福岡にいるから、チャンピオンのお祝でもしようか!』と、さすがは九州ダートトライアル選手権N2クラスチャンピオン! 快くチャンピオンカーを貸してくれました。
 そうそう、大分に行く2週間前の23日(土)には新潟県中越地震がありましたね。あれはあれで私は大忙しでした。なんせ私の所属する高度救命救急センターは災害時には被災地に出動して医療救援をするのです。胸さえ痛く無ければ私が新潟に入るはずだったのですが、今回は待機組でしかも現地組との連絡役となったので、そりゃ大忙し!阪神淡路の時は現地入りしたのですが、現地入りしてワーっと働くよりも、後方援助の方がむしろ大変だな~って思いました。きっとラリーも一緒で、ドラ&ナビよりもサービス隊の方達の方が大変なんですよね~。いつもいろいろな方々にサービスをお願いしています。この場を借りて改めて感謝致します。ありがとうございます。
 さて、11月5日(金)午後に北九州市八幡東区の“C~line”という刀根君のお店に到着。ひえつきの時はブラックだったシビックはイタリアンレッドに全塗装されていました。とっても綺麗な色です。『上原さん!今度のマシンは前回より速いですよ!』『なんで?コンピューターとか変えたの?クロスミッション入れたとか??』『上原さん、この車はNクラスなんですよ!ファイナルを4.9に変えたんですよ』『なんだ~・・・』『本当に速いですって!』『それより車重は?規定内だよね?』『もちろんです。エアコンも付いてますから!』『・・・』

 11月6日(土)朝8時半にスタート会場に到着。受け付け、車内からタイヤを降ろしたり、本番用のタイヤに交換したり・・スタート前の準備って結構あるんです。出場選手を見ていると・・あれ?榊選手出場してる。お買い物用のDC8じゃなかったの~???スタート前のドライバーズブリーフィング。いつものメンバーが集まって来ては憎まれ口を叩いて行きます。アキラ選手などは『先生、絶対おかしいよ。普通あれだけのクラッシュしたら出て来ねえよ。胸痛く無いの?』『痛い!まだ骨折れたままだし・・』『先生、馬鹿だね~』などとほざいて行きました。前回クラッシュ仲間だった飯泉選手は、クラッシュしたインテグラDC2を直して来ていました。岡田選手が今回は参加していません。風の噂では、私のマシンに刺激を受けて、DC5インテグラを来シーズン用に購入したとかしなかったとか・・もうストーブリーグの話が始まっています。
 今回は繰り返し大分県を襲った台風の影響で、いつもの林道のほとんどが使用できなくなったそうで、わずか1本の林道のたった3kmの区間を延々と往復走行するだけだそうです。上りが4回、下りが2回。わずか18km区間の勝負・・北海道とはえらい違いだな~。全日本という戦いの場を考えた時、相応しい内容かどうかを吟味して、中止という決断を下す勇気も必要なんじゃ無いかな?そんなことを考えてしまいました。でもオフィシャルは一生懸命、全日本最終戦を潰さないように頑張った結果なんだろうな~。う~ん。。。。。。。。。。

 さて、第1セクション。まずはペースノート作りを兼ねた、アベレージ36km/Hの上りです。これは楽勝で乗れると思いながらスタート。ナビコンのファイナルタイムを見ながらペースノートを作りつつ走行します。結構ゆっくりだな~と思いながら快調にペースノート作成は進んで行きます。そもそもレッキをさせてくれれば良いのに、なんでペースノートを作成する区間にアベレージを与えるんだろう???『あ、チェック出たよ~!』ファイナルは+45秒。『え?チェック?あ、え~っと、げ!入って!早く入って!』・・・
 なんとこの区間、ナビコン上にはアベレージ28km/Hが入力されていたので、+45秒は嘘で、実は1分も遅れていたのです!不幸中の幸いで、この区間は分計区間。1分10点の減点です。早くも10点のビハインドを負う形になってしまいました。あ~悲しい。。。。

 その後、長い長~いトランスポート区間を走って、辿り着いたのは元の場所。今度は指示速度59km/H。絶対、オンタイムは出来ないでしょう。しかも上り。インテグラやセリカといった1800ccクラスを相手に1600ccのシビックではちょっと辛いかも。スタート後、さすがにゆっくりペースノートを作っただけのことはあります。ノートはばっちり!ただ、やはり直線の加速は今一つ。いつものDC5ほど加速しない。そうだ!このマシンは半クラ使わなきゃ!半クラ、半クラ。。。。若干コーナー進入でオーバーアクション気味になりつつもチェックイン!ターゲットタイムより19秒遅れのタイム。遅いかも・・??

 またまた長い長~いトランスポート区間を走って、辿り着いたのは元の場所。ここでBクラスの1本目の情報が流れてくる。ベストはここまでのシリーズリーダー、飯泉選手。18秒遅れ。なんと、飯泉選手とチャンピオン争いを繰り広げているアキラ選手と私が同秒の2番時計でした。他の1800cc勢はさらに下。むふふふ・・。みんな!北海道ではリアショックの壊れた私に負け、今回は200cc少ない私に負けている。むふふふふ。精進しろよ!
 またまた指示速度59km/H。さっきはロスが多かったので、今度はロスを抑える走りを・・・。今度はさっきより良い!チェックインタイムは3秒上がって16秒負け。そのままサービスへ戻りました。サービスで、第1セクションの情報交換。どうやら2本目もベストは飯泉選手で15秒負け。1秒差で私、アキラ、森選手が付けているようです。

 第2セクションはさっきの林道の逆走です。さすがに11月ともなると西国大分も18時過ぎにはあたりは暗くなり、ヘッドライト&フォグライトのお世話にならないといけなくなります。薄暗い中で、アベレージ36km/Hでペースノート作成。真っ暗になって、下りハイアベ区間です。ひえつきでも述べたように、私はダート路面の下りに強い自信を持っています。今回も、この区間で逆転してトップに立つつもりでスタートしました。スタート後4つ目のコーナーの立ち上がり。2速から1速にシフトダウンした時に、痛恨のシフトミス!約3秒ほどロスしたでしょう。さらに安定しないリアの足に悩まされながらの走行になりました。思った以上にリアの流れが唐突なのです。なんとか暴れようとするシビックをねじ伏せながらチェックイン。げげっ!上りより遅い25秒遅れだ~!!!さすがにここは大負けしました。ベストはアキラ選手で18秒遅れ。飯泉選手は2秒離されてトップに2台が並んだ様です。

 またまたまた長い長~いトランスポート区間を走って、辿り着いたのは元の場所。下りの2本目です。ここを下ったら2回目のサービスだから、そこでリアの足をもっと柔らかくしようと思いつつスタート。前半はさっきより調子よい走りです。1本目でアウト側の山まで出てしまったコーナーも無難にクリアしたところでした。何かおかしい・・・。左後輪がバースト?左後ろがなかなか付いてこない感じです。でもバーストの割にはあまりグリップが悪くなった感じは無いな~。でも加速は明らかに悪くなっています。なんとかチェックに辿り着いた・・そんな感じでした。『後ろ!アームが落ちてるよ!』えっ??チェック車の少し先で車を停め、左リアを覗いてみると・・・ハブとロワーアームをつないでいたボルトが抜け落ちている!!!その結果、ロワーアームが落ちて、引きずっていたのです。こりゃタイムが出るわけないよね。

 残念ながらここで私の2004シーズンは終わりました。出来過ぎの前半と、3連続リタイヤの後半。明暗ハッキリ分かれた1年でした。最終戦の成績如何ではシリーズ3位になる可能性もあったのですが、森選手に抜かれてシリーズ5位。結局昨年、一昨年と同じ順位で終了しました。
 しかし!!今年は最初からDC5の熟成の年と位置付けていたので、5位という成績は出来過ぎなのです。DC5の欠陥やセッティング上の問題点がわかって来たので、来シーズンこそ!目指せチャンピオン!で頑張ります。
 最後になりましたが、今年も1年間、応援していただいた皆様。BBSに書き込みして下さった皆様、本当に有り難うございました。また、こんな私をサポートして下さったナプロフクシマの皆様、北海道の帰りに寄れなかったHot Garageの皆様。有り難うございました。今年も皆様の御期待に添えず申し訳ありません。来年こそはチャンピオン目指して全開でいきます。来年もよろしくお願い致します。

スペシャルコンテンツ
主催講演会
福島ホープス
福島ファイヤーボンズ
本゜骨“ポンコツ”応援団
ナプロアース杯東北リトルリーグ野球大会
ボクシング
映画「アライブフーン」
試乗記
コラム
福島ユナイテッドFC
スーパー耐久
全日本ラリー選手権参戦レポート
SODIワールドカップ&DUNLOP NEXTCUP