MACラリー2004

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全日本ラリー選手権参戦レポート

2004全日本ラリー選手権2輪駆動部門参戦レポート

2004全日本ラリー選手権ドライバー参戦レポート第5戦MACラリー2004

2004年全日本ラリー選手権(2輪駆動部門)第5戦 MACラリー2004
2004年6月5日(土)
愛媛県美川村周辺 約200km(SS:オール舗装路面)

タイムスケジュール:第1セクション・・・・ 9時30分スタート SS3本
          第2セクション・・・・12時00分スタ[ト SS3本
          第3セクション・・・・15時00分スタート SS2本
                    → 合計SS8本(約68km)
天候:曇り/晴
路面:ドライ

報告

宮崎で行われた第2戦「ひえつき2004」から6週間。この間に2駆&4駆の併催ラリーが2つ開催されました。第3戦「東京ラリー」は「東京」と名前が付いている割には、福島&茨城県で開催され、私の出場しているBクラスは、アキラ選手(C-ONE CERICA)が優勝、2位に飯泉選手(SHAFTインテグラ)、3位佐野選手、4位久保田選手、以下全員Rでした。すごい悪路だったようです。そして第4戦「京都ラリー」は2駆部門は成立しませんでした。全10戦のうちの第5戦、2駆単独開催の5戦のうちの2戦目。今年の前半戦の締めとして大事な1戦、それが今回の「MAC ラリー2004」です。ここでポイントを加えて、少しでも上位で前半戦を折り返したい。そう考えたクルー51組(Bクラスに29組)が集まりました。
 今回も我が正ナビ、飯田有希子は仕事が抜けれず(主任に昇進して忙しいらしい・・)、いろいろな方面に打診してもナビが見つからず・・・仕方ないので愛媛のラリー関係者に「誰か隣に乗ってくれる人いませんか?探してくださ~い」 その後ふと思ったんですが・・・初戦の「ツールド九州」で、愛媛の首領:竹下さんが乗せていたナビは、Mr.Brian!カナダ人で愛媛の高校の英語の先生。まだ日本語は話せないようです。ん~、今度のラリーは英語になるかも・・・???? そう思っていたら3年前のBクラスシリーズ2位だった、渡部貴志選手のナビだった水町選手からOKが・・・ふい~っ。日本語で良いみたい。

前日のレッキ(試走)
 当日SSで走る林道のペースノートを書くためにレッキをします。今年は初戦、第2戦とも一人で超忙しいレッキをしましたが、今回はレッキからナビがいるので余裕があります。と、ところが!ある林道で車外に降りた水町ナビ、「うわっ!」と大声を出してます。何事かと思って近づくと・・・「あ、上原さん、その辺危険ですよ!」「な、何?何かいるの?」「うんこです」「???」「うんこ踏みました~(泣)」 その後、水町ナビにティッシュを渡し、後続車を先に行かせましたが、ほとんどの後続が通過する際に「どうしたの?マシントラブル?」と聞いてきます。「ナビがうんこ踏んだ・・・」ほとんど全車に伝わりました(爆笑)。ま、当の本人は「よ~し!これで運がついた!」と喜んでましたが・・・

第1セクション
 前日快晴だったレッキと異なり、黒く重い雲が頭上にたれ込めています。途中から雨かな??毎年、ここは雨でコンディションが変わるラリーです。どのタイミングでレインタイヤを履くか?これも重要な勝負の分かれ目になります。空を睨みながら朝9時47分にスタート。まずは10kmのSS1から・・・

SS1(舗装 約10km)
 実は前回の「ツールド九州」でリアの足が柔らかすぎると思いましたので、今回までにリアのスプリングのレートを10kg/mmから14kg/mmに上げてみました。問題は、練習不足。1回感覚を確かめるためにちょっと走っただけ・・・全開走行はなしです。
 当然、SS1は様子見でスタートです。無理せず、マシンの動きを感じながら、進入を抑えて脱出を重視しました。走り始めてまず感じたのは、「おお、今日はフロントのグリップが良いぜ~」その後しばらくすると、「ん~、今日はリアがスムーズに動くなあ」が加わり、少しずつアクセルの開けを増やしてみました。うん、なかなか良い動きだ! 8分01秒でゴール!通常、ゴールすればそれまでのベストタイムを教えてくれることが多いのですが、今回は教えてくれません。あの走りでどれくらいの位置に入れるのだろう??疑問のままSS2へ・・

SS2(舗装 約7km)
 SS1もそうですが、このSS2までのつなぎ区間も・・・とにかく谷が深い!!しかもガードレールの無い部分がたくさん・・・「おお~!下の方の地面が見えないくらい高い!」最終SSはここもSSで走るんだよね~・・・そんな不安もスタート位置に就けば、次のコーナーの抜け方だけしか考えません。このSSも当たり障りのない走り・・・と言っても速いつもりで走ってますけどね。ただ、SS1の走りがどの辺のタイムなのかわからなかったので、本当に速いのか、むちゃ遅いのかわからないんです。とりあえず、無理せず、速く・・・そんな走りで・・・。タイムは5分47秒。

SS3(舗装 約4km)
 SS3スタート地点で時間があったため、Bクラス数台が集まってそれぞれのタイムを比較しています。速いのは、榊選手、飯泉選手辺りかな?森さんも、山口選手も速いからな~。前の方のナビが後ろゼッケンの森さんのセリカに走っていきます。「森さん何秒でした~?」おいおい、俺には誰も聞きに来ないのか?ちょっとムカッ! 同じチームSHAFTの飯泉選手のナビ、石田さんが「あ、上原さんは何秒だった?」と聞いてくれました。「01、47です」「え~01?お~い、上原さん01、47だって!ベストじゃない?」ようやく周りのナビ達が寄ってきてくれます。ちょっと気分良い~ (^.^) なんとSS1は、並み居る強豪相手にベストタイム! SS2は榊選手と森さんがベストの43秒。合計でもまあ、良い位置にいるようです。
 よしっ!気合いを入れてSS3スタート。このSSコースだけ、アップダウンがきついツイスティな林道です。おっ!ギャラリーがいる!でもやっぱり見せる走りはFRじゃないと・・・ここはグッと我慢して、グリップ、グリップ。ゴールの手前数百mは超ハイスピードになります。ここはDC5の220psが炸裂します。アクセルを踏むのが怖いくらいスピードが乗ります。4速全開だ~!ゴール!タイムは3分49秒。教えてくれないはずのオフィシャルが思わず、「ベストタイム!」と教えてくれました。よしよし・・・

ここで第1セクション終了。ここまでの結果が公表されました。Bクラスは・・・

順位 Name Machine SS1 SS2 SS3 Total 秒差
1 上原・水町 DC5 481 347 229 1057  
1 榊・井手上 DB8 483 343 231 1057 0
3 森・藤綱 ZZT31 485 343 234 1062 5
4 飯泉・石田 DC2 487 347 231 1065 8
5 松尾・平原 EK9 486 348 232 1066 9
6 曽根・桝谷 ZZT31 489 348 233 1070 13

よし!第1セクショントップだ!

第2セクション

使う林道は第1セクションと同じ。2本は逆走、SS 6 はSS 3と同じです。

SS4(舗装 約4km:SS2の逆走)
 SS2の区間を短くした逆走です。さすがにトップに立つと気合いも入ってきました。でもきっと追いかける方が気合い入るんだろうな・・・今度はドライビングしていても、自分で速いと感じるくらい・・・コーナーもほとんど3速で踏んでいけます。「今日は行けるかも・・・」何故かSS内でそう思いました。
 タイムは3分06秒でした。

SS5(舗装 約10km:SS1の逆走)
 SS4のタイムを聞く暇もなくSS5スタート。ここもスピードの乗りはかなりのものです。「おお!良いね~!」って自分で納得できる速さ!こりゃ良いタイム出るぞ~!あっという間の10kmでした。タイムは8分24秒。「ベスト?」って思わず聞いてしまいました。なんと返事は「教えて欲しい?ベストの1秒落ちい~!残念!」うわっ!榊選手かな?飯泉選手かな?

SS6(舗装 約4km:SS3と同じ)
 再びここでスタート前に時間がありました。水町ナビが情報収集に走ります。どうやらSS4はベストに3秒も負けたようです。SS5のベストは飯泉選手。榊選手には2秒勝ちました。森さんはかなり遅れたようです。勝負は3人に絞られてきました。
 さあ、さっきはベストタイムを出したコース。気合いを入れてスタート!ん~、フロントのグリップが悪い!まあ、スタートしてすでに30km以上の全開走行をしているので、ミディアムコンパウンドのタイヤはすでにズルズル状態なのでしょう・・・コーナーはすべてアンダーが出ます。かなりきついSSでした。なんとか前に出すことを心がけながらドライビング・・・最後の超ハイスピードセクションはアンダー分を計算しながらステアリングを切ります。怖え~!
 タイムはSS3の時より2秒落ちの3分51秒。「ベスト何秒?」「47秒!」ま、まずいじゃん!

ここで第2セクション終了。ここまでの結果・・・

順位 Name 1st
section
SS4 SS5 SS6 Total 秒差
1 榊・井手上 1057 183 506 230 1976  

2

上原・水町 1057 186 504 231 1978 2
2 飯泉・石田 1065 183 503 227 1978 2
4 曽根・桝谷 1070 187 504 235 1996 20

完全に上位3台の争いになりました・・・でも!このラリーの名物、最終SSは全日本舗装SS最長の24kmです!10秒以内なら・・いや、下手すると30秒くらいは平気で逆転できる可能性もある。まあ、それでも3台の争いだよな~。

第3セクション

ロング24kmのSSに備えて、このセクションはフロントタイヤをミディアムコンパウンドからハードコンパウンドに履き替えました。グリップ力は落ちるものの耐久性は上がるはずです。さて、これが吉と出るか、凶と出るか・・?

SS7(舗装 約4km:SS3と同じ)
 まずはSS3&6と同じSSです。ここで少しでも差を詰めておきたいところですが・・・4kmのSSでタイヤが暖まるか?です。スタート。案の定、コーナー進入はアンダーが著明です。途中で助手席側をイン側のガードレールに擦ってしまいました。(+o+)
 ようやく3kmを過ぎたあたりからグリップが出てきましたが、時すでに遅し!すぐゴール。
 タイムは4分53秒。ベストは48秒らしい・・・

SS8(舗装 約24km)
 いよいよ最高距離の24kmのSSです。この前でちょっとした事件がありました。時間があったのでいつものように情報交換しました。トップは榊選手、1秒差で飯泉選手、さらに5秒遅れて我々。我々の後ろはすでに20秒離れています。
 SSスタート地点に並んでいると、突然水町ナビが、「あれ?チェックカード入れが無い!」と言い始めました。「えっ?降りてシートの下とか探してみて・・」「でもSSのスタートが・・」「オフィシャルに言ってみよう」 オフィシャルに言うと、「ちょうど一般車がSS内に入ってて、今スタートを中断しているから探してみて」と言われました。必死に車内を探す水町ナビ・・・でも見つからない!「さっき情報収集したところに落としたかも・・・見てきます!」 水町ナビは山道を約700m走りました。しばらくしてゼエゼエ言いながら帰ってきた水町ナビは暗~い表情で、「みつかりませんでした(暗~)」「よし、もう一回車内を探してみよ!」・・・・あった!ありました。ナビシートの下、ドライバー側からしか見えないような所に落ちてました。見つかった時の水町ナビの表情! 泣きそうな顔がみるみる照れたような笑顔に変わりました。
 さて、リラックスムードで最終SSのスタート。スタート後、3kmまではグリップはイマイチ・・・でもこれは計算通り。後半での大逆転を期してのハードコンパウンドだい!そのもくろみ通りに3km過ぎから次第にグリップが上がって来ました。よし行くぞ~!そこから10km過ぎまでは予定通りに走れました。が、10kmを過ぎたあたりから、次第にコーナー進入時の初期アンダーが強くなって来ました。また、同時に3速が入りにくくなって来ました。結構なハイスピードコースで、3速でコーナーリングするコーナーが多いのですが、初期アンダーが強いととっても恐い! 片側は深い谷です。思わず2速にシフトダウンして進入してしまいます。ドライビングしている自分でも「ああ、遅っせ~」と思うほど・・。
 さすがに24kmのロングSS。ナビのペースノート読みもかなりの重労働です。15km過ぎ、水町ナビのペースノートのリズムがおかしくなって来ました。遅れたり、声が裏返ったり、息使いもかなり荒い感じです。「大丈夫?」「3L、60、・・すみません・・5R、30、2.5L・・」ってな具合。やっぱりスタート前の山道マラソンが影響しているのかな?
 あと少しでゴール! がんばれミッション! がんばれ水町! がんばれタイヤ! そしてがんばるぞ!
 ようやくゴール!タイムは20分07秒。わおー!20分も全開走行したのは初めてだあ!タイムは速いのか遅いのかもわからないけど、とりあえず無事完走した、24km走った、という満足感はいっぱい! 「水町君、お疲れ!大丈夫かい?」「す、すみません!足ばかり引っ張ってしまって・・」 いやいや、とんでもない! 君が横に乗ってくれなかったら今回の入賞は無かったよ。 感謝、感謝ですよ。

最終成績

順位 Name 1st
section
2nd
section
SS7 SS8 Total 秒差
1 飯泉・石田 1065 913 228 1178 3384  

2

榊・井手上 1057 919 229 1192 3407 23
3 上原・水町 1057 921 233 1207 3416 32
4 曽根・桝谷 1070 926 234 1212 3442 58
5 松尾・平原 1066 932 235 1217 3450 66
6 長岩・箕作 1078 936 236 1215 3465 81

さて予想以上の成績を得られたMACラリー、前半戦をシリーズ4位で上がりました。後半戦には昨年Cクラス優勝した北海道、最終戦大分と得意のダートラリーがあるので期待して下さい! 次戦は8月末のソネットラリー(栃木)です。お近くの方は応援に来てね!

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