ガソリン再値上げの渦に…
去る4月30日に暫定税率の延長法案が再可決され、5月1日からガソリンが値上げされました。
4月30日は某二輪雑誌のロケで伊豆方面に出かけていました。撮影をすべて終え、夕食を済ませて沼津を出たのが夜9:00近く。東名高速→首都高を通って出版社のある東京・港区まで戻ります。もちろんバイクで自走です。
ロケが終わったところで、携行缶からガソリンをある程度補充しておいたのですが、横浜町田ICの手前でガソリンの警告灯が点き始めました。
メーカーから借りている広報車両なので、警告灯が点いた時点でガソリンがどれくらい残っているのかまでは調べていません。
給油できる海老名SAはすでに過ぎてしまったので選択肢は2つ。一度高速を降りて給油してから高速に乗りなおすか、港北PAに入って後続のクルマに連絡し、携行缶に残っているガソリンを給油するかのどちらかです。
クルマが来るまでかなりの時間がかかることが予想されたので、横浜町田、横浜青葉、川崎の各ICの出口付近の様子を思い浮かべ、出口のすぐ近くに数件のガソリンスタンドがある川崎ICで降りることに決定。
ペースを落として川崎ICまでたどり着きますが、目当てにしていたIC近くのガソリンスタンドがなぜか閉まっています。続いてその先にあるガソリンスタンドにはハザードランプを点けたクルマが長蛇の列。ここで初めて、翌日からガソリンの価格が上がることを思い出しました。
引き返してICの反対側にあるガソリンスタンドに向かうと、そこもすでに閉店。もう一度元の方向に向かい、長蛇の列のガソリンスタンドを通り過ぎると列の無いガソリンスタンドを発見。すかさず入ろうとすると店員さんが手で「×」マーク。もう在庫が無いらしい。
そうこうしているうちに点いたり消えたりしていた燃料警告灯が点きっ放しになり、とってもやばい状態に。結局その先に5台ぐらいしか並んでいないガソリンスタンドを見つけ、そこで給油して最悪のケースには至りませんでしたが、久々にガス欠の危機感を味わった数十分でした。
ロケが終わったときに面倒くさがらずに満タンにしていれば…
(2008年5月9日)