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フクシマから逃げない理由

ポンコツのリサイクルのオモシロサって何

当社の業務はひとつがリサイクル部門でこれはクルマの買取、解体、部材別・部品別の分別、リサイクルパーツの生産などを行っています。もうひとつはクルマの中古パーツとタイヤの販売を行うショップ部門です。

当社ではラジオCMで「くるくるくるまのリサイクル」という表現を使っていますが、クルマが廃車された後のことを知らない方もいらっしゃるでしょうからおさらいの意味で当社の仕事の流れをご説明します。

まず、買い取ったクルマからフロンガス、液体、油類を抜いて前処理します。次に使えるパーツを取り外して洗浄し再利用できるかどうか検品とテストをした後に包装して商品化します。これを倉庫に保管しコンピュータで管理しています。この工程を担当するのが生産部で、当社がもっとも強みを発揮する部門です。

生産部で商品化されたパーツは中古品として国内で売れるものは販売し、海外からの要望があれば輸出します。

当社でパーツとして販売できない鉄などはプレスし、シュレッダーにかけた後、電炉メーカーなどに販売します。その後、鉄やアルミニウムとして再資源化され、さまざまな製品に再利用されるという流れになっています。

つまり、当社の業務をまとめれば、ポンコツを仕入れた後、中古パーツを分類選別して再利用できる商品の状態にまで仕上げて管理・販売し、当社の業務外の素材は再資源化できる業者に販売する会社といえます。

そして、この点が重要なのですが、当社の業務は2005年から施行されている自動車リサイクル法にすべて則って運営しているということです。

これが何を意味しているかというと、ダストの処分やオゾン層破壊の要因になっているフロンガス類、爆発のおそれがあるエアバック類が安全に処理されているということです。リサイクル法が整備されるまでは、廃車にかかる費用が捻出できない業者などによるクルマの不法投棄の問題が発生し、社会問題化していた時期があったのですが、当社では自動車リサイクル法に基づいて適正な処理をしていますので、安心して廃車依頼をしてほしいと思います。

この仕事のオモシロサは部門によりいくつかあると思いますが、生産部ならクルマの奥深さに触れることがあると思うし、営業なら大きな売上げを達成したときなどは嬉しいでしょうね。私の経験からいえば、昔から私を通じて高級外車を買ってくださるお客様がいます。この方とは一度採算を度外視して修理して差し上げたことがきっかけとなって、長年のお付き合いとなりました。修理の時の誠実さが通じたんだと思います。

リサイクルは地球環境に貢献しているというのが大きな意味でのオモシロサなのは確かですが、日々の仕事の中では、与えられた任務の達成、国内外のお客様との交流、技術的な追究などが仕事としてオモシロイと思います。

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