最新DVDナビはやっぱりスゴイ!
先日、新車購入支援サイトのオートバイテル・ジャパンで、パナソニックの最新HDDカーナビゲーション“ストラーダHDS630RD”のテスト&レポートならびに、同サイトのユーザーを招いた体験レポートのアドバイザー役として取材に行ってきました。
役柄うんぬんはいいとして、このストラーダHDS630RD、なかなかのものでした。HDDナビは記憶容量に余裕があるため沢山の機能と情報を盛り込めますが、その反面で操作が複雑になる嫌いがあります。HDS630RDがスポットを当てたのはソコで、実に使いやすく作られていました。おそらく今までに1度でもカーナビを使ったことがあれば、説明書を見なくてもたいていのことはできるでしょう。事実、私自身も説明書を読まずに数日間使っていましたが、困ることはほとんどありませんでした。
しかも、このHDS630RDはDVD/CD対応マルチディスクドライブとMD、AM/FMラジオ、TVを備えた2DINオーディオ一体型で、モニターサイズは7型ワイド。オプションで地上波デジタル放送にも対応しています。さらには、バックギアに入れると車の後方の画像をモニターに映し出すリアビューカメラまで備えて、メーカー希望小売価格は24万1500円(税込)。おそらく実勢価格では20万円を切るでしょう。「これは安い!」と断言できます。
ちなみにリヤビューカメラ無しのHDS630Dもラインアップされていますが、差額は税抜で1万円。プラス1万円でリヤビューカメラが付くなら、付けますよね、当然。MD無しで良ければさらに2万円安で手に入ります。
思えば、私が初めてカーナビを自分のクルマに取り付けたのが平成4年に新車で購入した初期型オデッセイ。富士通テンの2DINオーディオ一体型CDナビでした。次の初代エルグランドにも富士通テンの2DINオーディオ一体型CDナビを取り付け、セカンドカーとして追加購入したヴィッツには、ディーラーオプションのデンソー製1DINインダッシュ型CDナビを装着。現在は初代後期型エルグランドでケンウッドの1DINインダッシュ型CDナビを、セカンドカーのイストでディーラーオプションの富士通テン製2DINオーディオ一体型DVDナビを使っています。
イストのDVDナビで機能的には十分満足していたのですが、今回最新のHDDナビを数日間使ってみて、その機能と情報の豊富さ、反応と検索の速さに々驚かされました。DVDとHDDという決定的な差はありますが、それにしてもわずか3年少々でこれだけ進化するとは…という印象です。
およそ半年に1回のペースでモデルチェンジされるカーナビゲーション。決して安い買い物ではないのでニューモデルを追い続けるのは非現実的ですが、現在CD、DVDナビを使っていて「そろそろ地図ソフトを買い換えようか、それとも本体を買い換えようか」と考えているのであれば、迷わずHDDナビに買い換えることをオススメします。正直なところ、最新のHDDナビと旧来のDVD/CDナビとは雲泥の差です。
(2006年2月6日)