東京モーターショー雑感
幕張メッセで第40回東京モーターショーが開催されていますが、観に行かれましたか? 私は、皆さんよりひと足早く10月24日のプレスデーに行って来ました。
仕事の関係で、まず回らなければいけないのが2輪車と部品のブース。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ、ハーレーダビッドソン、ドゥカティ、トライアンフ、KYMCO、アディバと回ってプレスリリースを集め、目ぼしいモデルの写真を撮っていきます。
売店のラーメンでそそくさと昼食を済ませたら次は部品。2輪、4輪関係なく部品のブースをひとつひとつ回って新しい製品や面白そうな技術があると、技術者に詳しく話を聞き、写真を撮り、資料を貰って回ります。
そうこうしているうちに国内2輪メーカーのプレスブリーフィングが始まる時間になり、2輪のブースに戻ってそれに出席。これでお仕事はひととおり終了。時間は16:00を回っています。
このあと、4輪のブースをゆっくり見て回りながら駐車場へと戻るのがいつものパターンなのですが、まぁ4輪ブースの賑やかなことといったら…。4輪メーカーのプレスブリーフィングはとっくに終わっていますし、時間も17:00近いというのにまだまだたくさん人が居ます。
話題のGT-Rなんか近くでしげしげ眺めている人が居るので、なかなかクリアな写真が撮れません。トヨタも、レクサスも、スバルも、三菱も、ホンダも、こんな時間だというのにたくさん人が居ます。クルマを照らすライトの数の違いもあると思いますが、4輪が入っているホールは全体が暖かいんですね。
2輪の入っている北ホールは、商用車、車体、一部の部品と共同。空いていて仕事はしやすいのですが、ちょっと肌寒くて暗い印象でした。
2輪のブースを見回してふと気になったのが、チョット前にスポーツ系のニューモデルを発表したBMWが出品していなかったこと。BMWといえば日本における輸入2輪車メーカーとしてはハーレーと並ぶ2強です。
「ひょっとして台数を絞って4輪と一緒に展示してるのかな?」と、BMWの4輪ブースを除いてみるとバイクはありませんでした。
縮小の一途をたどる日本の2輪市場。見限られちゃいましたかねぇ…。
(2007年11月6日)