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コラム

アルミホイール修正ってどうなの?

不用意に縁石に乗り上げたり道路にあいた穴に落ちたりして、大事なアルミホイールのリムを曲げてしまったとき、あなたならどうしますか? 現実には交換するかリペアするかの二者択一なのですが、モノによっては1本交換するだけでも結構高くつきますし、かといって強度が重要なパーツだけにリペアには一抹の不安が残る、というのが現実ではないかと思います。

かくゆう私もホイールリペアには不安を持っていた一人なのですが、この道15年、1ヵ月に1500本ものリペアを行っているという、静岡県浜松市にあるワールドホイールサービス( http://www.wws.co.jp/ )に取材に伺って、ちょっと見方が変わりました。

ユーザーから直接、あるいは提携ショップを通して持ち込まれたホイールは、まず必要な強度を保ちながらリペア可能かどうかを判断。ここで不可能と判断された場合はユーザーにその旨を連絡し、「それでもいいから直してくれ」という場合以外は手をつけないとのことです。

可能と判断された場合は、まずオリジナル開発の修正機でリムの曲がりを矯正し、削れたり欠けたりした部分に溶接でアルミを肉盛り。盛り上がった部分を旋盤で切削し、さらにサンダーなどで形を整え、これまた門外不出の研磨機で最終仕上げ。必要に応じて塗装やポリッシュをかけて完成。というのが基本的な流れとなっています。

修正前の写真と修正後の実物をいろいろと見せて貰いましたが、「ここですよ」と言われてもまったくわからないぐらい、見事に修正されていました。気になる修正後の強度も、過去15年間でその類のトラブルは1度も起きていないとのこと。「当然強度は落ちます。でも同じ場所を同じ角度で強くヒットしない限り、一般走行で問題になることはありません」というストレートなスタンスで、すごく好感を持ちました。

そして、驚いたのはその価格で、修正から塗装まで含めてナント1本9500円。シルバーのホイールを修正ついでにブラックに塗り替えるというオーダーも、「手間は同じだから」と同価格で行っています。また、別料金でメッキや光輝感のあるハイパー塗装といった、まったく別のイメージに仕上げることも可能ということでした。

もちろん、新品にできるならそれに越したことはありません。でも「これだけしっかり仕事をしてくれるならリペアも悪くないな。何しろ安いし」というのが正直な印象です。もしリムを曲げてしまったときには、ぜひ選択肢に入れてみてください。

(2003年3月4日)

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