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コンサルティング事業部

コラム

バッテリーのプラス端子

今回は雑ネタをひとつお話しましょう。ボンネットを開けてバッテリーを見て下さい。一部の国産車や外国車では車室内やトランクルームに固定されているケースもありますが、基本的には同じです。

まず、プラス端子にだけゴム製のカバーが付いてますよね。それから、全体的に見て、ボディ外板からできるだけ離れた位置にプラス端子があるはずです。例えばエンジンルームの右手前にバッテリーがあるとすれば、バッテリーの左奥にプラス端子が来るように配置されていると思いますが、これには列記とした理由があるんです。

ちょっとクルマをイジられる方はご存知のことと思いますが、クルマの電装はプラス側の配線が電気を必要とするパーツひとつひとつに張り巡らされ、反対のマイナス側は適当なところでボディに接続。 最終的にボディとバッテリーのマイナス端子を配線で結ぶことで電気回路が成立しています。要するにボディ全体がマイナス配線の代わりになっているわけですね。

ですから、何らかの原因でバッテリーのプラス端子とボディ鋼板が直接接触してしまうと、いわゆる”ショート”した状態となり、電気系統にダメージを残すばかりか、火花が飛んで最悪の場合車両火災を招く危険性もあります。そこで、事故などによってボディが押し潰されたときにも、できるだけボディ鋼板とプラス端子が接触しないようにするために、できるだけフェンダーやグリルから遠い位置にプラス端子を配置し、さらに絶縁性のあるゴムカバーで保護しているわけです。

バッテリーのサイズ表示の最後に書かれている「L」、「R」というアルファベットは、2つの端子を手前に向けたときにマイナス端子の左右位置を表した記号ですが、実はクルマの設計段階でバッテリーを置く位置が決められ、その位置で事故時に潰れやすいボディ鋼板とできるだけ遠くなるようにプラス端子の位置を決定し、そこから導き出された「L」であり「R」であるわけです。

無闇に端子の左右位置が変えられないように、配線の長さがギリギリに作られているのも、こういった理由を考えれば納得していただけるのではないでしょうか?

(2003年4月2日)

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