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コラム

ガイアックス危うし?

【ガイアックス】という燃料をご存知でしょうか? 天然ガスや植物などから生成されたアルコールを主成分に炭化水素系ケミカルを混合した自動車用燃料で、発売が開始されたのは99年のこと。「メジャーに立ち向かうベンチャー企業、COとHCの排出量が少なく環境に優しい、エンジンの改造などが必要ない、石油販売業法の適用外なので揮発油税や地方道路税がかからず備蓄義務もないため安く販売できる」といったことで、マスコミにも取り上げられて大きな話題を呼びました。

その後、突如として国税局が軽油引取税の課税案を持ち出してきたり、車種によって不具合が発生したり、メーカーが「指定燃料以外の使用による不具合は保証しない」と明言したり、ホルムアルデヒドの排出が問題視されたり、ネガティブな要素もいろいろと出てきましたが、経営難でガソリンスタンドの閉鎖が相次ぐ中で、起死回生を狙ってガイアックスに切り替えるスタンドが少しずつ増えている状態です。

そんなガイアックスですが、ここに来てちょっとマズイ問題が起こりました。新聞報道で知っている方も多いと思いますが、今年6月にホンダのオデッセイプレステージが、ガイアックスが原因と思われる燃料漏れによって車両火災が発生。その後2ヶ月間に9件のトラブルが発生し、内4件で火災が起こっていることから、ガイアックスを使用したことのある車両の無料点検を行うことを発表。

国土交通省や国民生活センターには、トヨタや日産、三菱、マツダ車でも、火災こそ発生していないものの類似の不具合が報告されており、国土交通省が緊急の実態調査に踏み切ることを発表しました。

私自身、つい最近までディーゼル車に乗っていたこともあってまだガイアックスを使ったことがないのですが、「果敢なベンチャー企業」という面からどちらかといえば応援する側でした。しかし、「いくら何でも燃えちゃまずいよなぁ」というのが今の心境です。発売元のガイアエナジーでは、「テストで金属やゴムに対する安全は確認している」としながらも、事が事だけに「オデッセイ・プレステージへの給油を中止して再調査を行っている」ということです。

国土交通省の調査結果次第では、販売中止の可能性も秘めているだけに、今後の成り行きに注目して行きたいと思っています。

(2001年8月20日)

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