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新しい軽自動車メーカーの誕生か?

去る10月28日に、日産と三菱が合弁で軽自動車専業の新メーカーを設立する意向であることが発表されました。すでに三菱自動車が軽自動車生産の中核工場である岡山県倉敷市の水島製作所を新会社に譲渡する方向で調整が進んでいるということです。

 ご存知のように、三菱は例のリコール隠しの影響から極度の販売不振に陥っていますが、そんな苦境の中で唯一堅調を保っているのが軽自動車部門。対する日産は独自の軽自動車部門を持っておらず、軽商用車を三菱から、軽乗用車をスズキからOEM供給を受けて販売している状態。ライバルのトヨタが傘下のダイハツを通して、ホンダが直轄で軽自動車を生産・販売しているのに対して、不利な状況であるのは否めない事実でした。

 今回の新会社設立は、唯一競争力のある軽自動車部門を切り離して生き残りを図りたい三菱の思惑と、軽自動車部門でトヨタ、ホンダに肩を並べたい日産の思惑が合致した結果といっていいでしょう。

 日本の自動車業界勢力図が大手5社体制になってからこれだけ大きな提携は初めてのこと。三菱の従来の軽自動車開発の方向性を維持しつつ、それを日産が資金面からフォローして行くのか、それとも日産のノウハウをフルに注入して新しい方向性で勝負に出るのか、現段階では判断できませんが、「三菱の軽自動車の開発・生産に関するノウハウ+乗用車部門におけるこのところの日産の勢い+両メーカーの販売網」を考えると、これまでトップを独走して来たスズキを筆頭に、各軽自動車メーカーともうかうかしていられない、というのが現実ではないでしょうか。

 しかし、ユーザーにとっては、よりリーズナブルで魅力的なクルマが増えるのはありがたいこと。新メーカーの動向に期待したところです。

 ちなみに、ドル箱である軽自動車部門を切り離した後の三菱は、軽自動車部門を新会社に譲渡することによる利益で有利子負債を削減し、パジェロを中心とするSUV車の開発・生産に特化して生き残りを図るよいうこと。どれだけ魅力的なクルマが出せるか、でしょうね。

(2004年11月4日)

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