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コラム

「自動車盗難手口研究会」に行って来ました

去年の末、自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチームによる「自動車盗難手口研究会」を取材する機会に恵まれました。

“自動車盗難等の防止に関する官民合同プロジェクトチーム”というのは、政府の「国際組織犯罪等対策推進本部」によって設置された組織で、警察庁、財務省、国土交通省、経済産業省のいわゆる“官”と、自動車メーカーや鍵メーカー、警備会社、レンタカー業者、自動車整備業者、自動車販売業者などの代表団体、いわゆる“民”が共同で、社会問題化している自動車盗難の総合的な対策を検討しようというもの。

今回取材した「自動車盗難手口研究会」は、このプロジェクトチームによる初めての実地研究会。実際に盗難に遭い発見された車両6台を公開し、参加者それぞれが車内への侵入手口や盗難手口を検証。それぞれの意見を持ち寄り、持ち帰って次の対策に役立てようというものでした。

我々報道陣もその中に混ざって6台のクルマをチェックさせて貰ったのですが、車内への侵入はドアとウェザーストリップの隙間から細い棒状のものを差し込んで、ドアロックノブを開けてしまうケースがほとんど。鍵穴をピッキングしてキレイ?に開けているのかと思いきや、意外に手口が雑なことに驚きました。聞くところによると、昔よくあったガラスの隙間からドアの中に板状のものを差し込んでロックを解除する手口は、今のクルマでは不可能ということです。

この侵入手口から判断するに、市販の簡易インストール型セキュリティシステムを取り付けていれば、かなりのレベルで盗難を防止できるように思います。願わくば、クルマ周囲のうろつきを警告するタイプがベストですが、最低限ドアが開けられたことを感知・警報できれば何とかなりそう。ただしその場合は、サイレンを目立たない部分に設置するなど、警報を簡単に止められないようにする工夫が必要と感じました。

ちなみに、車内に侵入してからエンジンをかける手口も見て、教えて貰いましたが、それはここでは書けませんので悪しからず。

(2006年1月5日)

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