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コラム

ギアオイルの規格

ギアオイルというのはマニュアルトランスミッションやディファレンシャルギア、4WD車のトランスファーに使われているオイルで、噛み合うギア同士が磨耗しないように保護する働きをしています。

エンジンオイルのように燃焼に伴って発生する汚れを取り込む必要が無いため、劣化度合いは低いのですが、ギアの噛み合わせ面には表面にできた油膜を切るような強い力がかかるため、エンジンオイルとはまったく違う性能が求められます。

ギアオイルの性能分類で広く使われているのがAPIのGL規格で、GL-1、GL-2、GL-3、GL-4、GL-5、GL-6の6グレードに分類されており、現在使われているのはGL-3以上。数字が大きくなるほどより強いギア同士の当たりに耐えるオイルとなっており、ディファレンシャルギアに使われている歯面の当たりの強いハイポイドギアに対応していることから、GL-4、5、6をハイポイドギアオイルと呼ぶケースもあります。

基本的な用途はGL-3がマニュアルトランスミッション、GL-4がマニュアルトランスミッションおよび小排気量車のディファレンシャルギア、GL-5がLSDを含む負荷の大きいディファレンシャルギア、GL-6はより負荷の大きい高性能スポーツカーのLSD向けとされていますが、排気量やギアの構造によってはGL-5、GL-6をマニュアルトランスミッションに使用するケースもあります。

ギアオイルのSAE粘度表示には80W-90や85W-140といった数字が使われており、かなり固い高いような印象を受けますが、これはエンジンオイルとの混用を避けるために独自の規格で表示されているためで、例えばギアオイルの80W-90はエンジンオイルの15W-50相当の粘度になります。

できれば新車から1万kmぐらいで一度交換して鉄粉を排出し、その後も2〜3万kmごとに交換するのが理想ですが、「じゃあ10万km無交換だと壊れるの?」と聞かれると、「量が足りてさえいればまず大丈夫」というのが正直なところです。

チューニングを進めて大幅にパワーアップしたようなケースを除けば、ギアオイルは純正もしくはそれに順ずるグレードで十分なので、店頭でどの銘柄にするか迷うケースは少ないと思いますが、上記のような分類になっていることだけは知っておいて損は無いでしょう。

(2006年11月7日)

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