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コンサルティング事業部

コラム

アーシング新時代

バッテリーのマイナス端子と、エンジンブロックやボディパネルとをつなぐアーシング。バッテリーのプラス・マイナス両端子に接続し、コンデンサーに蓄えておいた電気を適宜放電して点火系や燃料噴射系の電圧のバラつきを補うボルテージ(蓄電)チューニング。いずれも電気系チューニングの定番メニューとなっていますが、昨年あたりから新しいタイプの電気系チューニングアイテムが次々に発売されています。

説明上のプロセスはいろいろですが、いずれもボディやエンジンブロックといったマイナスアース側に存在するノイズ電流や静電気を除去することで、電気の流れをスムーズにしたり燃焼状態を改善しようというもの。配線の本数を増やすことでマイナス側の電気の流れをスムーズにするアーシングから一歩進んだ、ネオアースチューンといった感じです。

リッツのパワーシフトが先駆けと認識していますが、そのパワーシフトをテストして以来、同様の作用をうたった製品を3点ほど試しました。いずれも発進加速性能や燃費の向上に明らかな効果があり、中にはダイナパックのテストで全回転域に渡ってパワーとトルクが大幅にアップした例もあります。

この類の製品の話をすると、お題目のように「そんなにいい物ならメーカーがとっくにやってるはず」という人がいますが、例えばアーシングが登場してその効果が実証されると、アース配線を複数持つ新型車が登場して来ました。かと思うと同じメーカーのニューモデルなのにアース配線が1本のままだったりします。

直接確認したわけではありませんが、その大きな要因はコストだと思われます。以前某メーカーの開発者にざっくばらんに話しを聞いたところ、原価レベルで1000円上がると、売価では10倍の1万円アップぐらいになるということ。高価格車なら性能アップと引き換えに価格が4〜5万円アップしても大したことはありませんが、100万円そこそこのクルマでは無視できない金額です。効果があることは分かっていても、コストの関係で必ずしも採用されるとは限らないんですね。

テストした製品は順次レポートしていきますので、楽しみに待っていてください。

(2007年5月7日)

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